
Facade Design
京の町並みに風格と
風情をもたらす
低層モダンレジデンス。

目指したのは、町屋の趣に
二条城の風格を薫らせたレジデンス。
歴史遺産型美観地区内に位置し、
建築に様々な制約が設けられるこのエリア。
条例上求められる1・2階の屋根の庇を、
本件では敢えてすべての階に設けることで、
水平ラインが際立つモダンなデザインに
昇華させました。
庇裏には温かみを感じさせる木調素材を配し、
視線の届きにくい奥まった外壁にも
45二丁掛タイルを施すなど、
丁寧な造り込みで街並みに美を届けています。
Entrance Approach
歴史的なエッセンスを
現代的に表現。



設計・監理
一級建築士事務所
株式会社東洋設計事務所
白井 大輔
レジデンスの構成要素に据えたのは、石と木(もく)。
邸宅の顔となるエントランスには、割肌調の御影石をランダムに貼り合わせ、二条城の石垣のエッセンスをアート的に表現。
駐車場壁面は、コンクリートに杉板の木目を写し表情豊かに。
自然素材の風合いを現代的に捉え、印象深い構えを築いています。

Entrance Hall
陰影礼賛。
和の趣きに寛ぐ迎賓の間。
水平ラインを屋内まで引き込み、外部と内部の境界となる「半屋外」をイメージしたエントランスホール。
障子を配したワイドな光壁から漏れる灯りは、まるで自然光のような温かみを伴っています。
ゆったりとソファで寛ぎながら、アートを愛でるひとときをお愉しみください。
京の手仕事を受け継ぐ
伝統的かつ現代的な漆アート。
アートを手掛けるのは、京仏具の漆塗りなど歴史的な手仕事を受け継ぐ職人集団。
漆に金属粉や染料などの素材を組み合わせる「変わり塗り」という技法で、伝統の中にも現代的な雰囲気漂う作品に。
4種類の銅板で、京の象徴的な風景「御室の桜」「夏の鴨川」「東福寺の紅葉」「冬の庭園」を表現しています。

World Heritage View
世界遺産「二条城」を愛でる、
ラグジュアリーな日常。

リビングの先には、
世界が愛する二条城また大文字。
眼の先には二条城の緑の潤い、足元には堀川の水景と咲き誇る桜。建物が立て込む中京区の中で、京の花鳥風月を愉しむこれほど遥かな眺めこそプレミアム。本件の中でも二条城VIEW尚且つ堀川の桜の水景を眼下におさめる特等席がAタイプ。大通りから一本奥まった落ち着きある環境の中、四季折々のパノラマビューが愉しめます。また東向きGタイプでは、夏の風物詩「五山送り火」大文字がバルコニーからご覧いただけます。


River Front
咲き誇る桜と清流の潤いと。
目の前で織りなす花鳥風月。
平成の環境整備によって清らかなせせらぎと
桜並木が奏でる美しい水景に生まれ変わった堀川。
春には清楚なソメイヨシノにつづいて
八重桜が咲き誇り、住まいのすぐ足元で
花鳥風月を愛でられます。
