上海出身の点心師がつくる
上海小籠包が看板メニュー。

京町家を上海風にリノベーションした空間が印象的。赤と黒を基調にした店内では、上海出身の点心師が手掛ける本場の中華料理を堪能できる。なかでも、スープが透けて見えるほど薄い皮で包まれた小籠包が人気で、ランチタイムには、お得なセットメニューに小籠包を追加することも可能。裏面はカリッと香ばしく、中の餡はジューシーな「焼き小籠包」や、エビチリ、麻婆豆腐などの一品料理も豊富に揃う。

300年の伝統が香る、
宇治茶と抹茶スイーツの贅沢時間。

創業元禄年間の老舗茶舗「丸久小山園」の直営店。築100年以上の京町家を改装した趣のある空間では、苔むす庭を眺めながら、上質な抹茶や煎茶、玉露などを心ゆくまで堪能できる。和菓子、抹茶ロールケーキやアイスクリームなどの抹茶スイーツも充実し、お茶とともに楽しめるのも魅力。併設された落ち着いた雰囲気の小さな茶室でも味わえ、日常を忘れさせる贅沢なひとときを演出してくれる。

料理とワインが奏でる、
イタリアの豊かな食文化を。

築100年の歴史を誇る京町家の風情が息づくイタリアン。毎朝仕込む自家製生パスタや本場ナポリ仕込みの揚げ生地ピッツァから、多彩な小皿料理や旬の食材を活かしたアラカルトなどが揃う。定期的にイタリア各地の伝統料理を味わえる特別企画を開催し、本場の味を提供。イタリアワインの品ぞろえも豊富で、お料理とのペアリングが楽しめる。店内にはゆったりくつろげるソファー席も用意されている。

食べ頃はわずか10分！
町家で味わう至福のモンブラン

三条商店街で人気のスイーツカフェ。看板メニューは、完成から10分以内が食べ頃という伝説の「10分モンブラン」。離れの工房で職人が仕上げる様子をガラス越しに眺め、できたてをカフェスペースで味わう贅沢な時間が楽しめる。サクッと軽いメレンゲと濃厚なクリームが織りなす絶妙な味わいは、一度食べたら忘れられないと評判。2025年2月には、お菓子、コーヒーを販売する新店舗がオープンし、さらに魅力が広がっている。

熱風式で焙煎する、
すっきりした極上の自家焙煎珈琲。

明治四十三年築の町家を改装した自家焙煎のコーヒー工房。豆は常時二十種類を取りそろえ、めずらしい熱風式で丁寧に焙煎されている。直下式とは異なり、燻された香りが豆につかず、すっきりとした味わいになり、豆本来のおいしさを楽しむことができると注目を集めている。メニューも豊富でモーニングやパスタ、オムライスなどのランチ、ケーキセットまで幅広い。コーヒー好きの店主との会話を楽しみに訪れる人も多い。

四季の恵みを映す日本料理と、
選び抜かれた日本酒を。

日本料理と日本酒を楽しんで欲しいという思いから、老舗料亭「和久傳」出身の店主が創業。伊勢海老や鰻、京野菜など、旬食材を備長炭で焼き上げる炭焼料理をはじめ、繊細な技が光る一皿一皿を50種以上の日本酒とともに堪能できる。コースが中心で、ディナータイムには、まず3品のおまかせを味わい、その後は好みに応じて単品で追加注文することも可能。江戸時代の器や生花が彩る和の空間で、五感を満たすひとときをぜひ。

四季の素材を
京都の名水で仕上げた逸品がここに。

京町家の趣を活かしながらも、洗練された美意識が息づく京料理店。老舗旅館「柊家」で18年の修業を積み、料理長を務めた店主が手掛ける料理は、厳選した四季折々の食材を京都の名水「柳の水」で仕上げ、伝統の技と革新を融合させている。なかでも名物の「鮑の白味噌仕立て」は、まろやかな白味噌が鮑の豊かな旨みを包み込み、格別の味わいを生み出す珠玉の一品。訪れるたびに味わいたくなる逸品として評判を集めている。