《公式》パラドール御所西グランデ

荘厳な洋館が目を奪う大丸ヴィラを皮切りに、
旧有栖川宮邸（平安女学院大学有栖館）、聖アグネス教会、
北へ辿れば、金剛能楽堂、虎屋、
この地の千年の歩みとともに京の伝統を培ってきた
歴史的・文化的建築物は枚挙にいとまがない。
威風漂う別格の地、それが御所西。

丸太町駅から烏丸通を北へ。
御苑の杜と西側建物の豊かな緑、街路樹の銀杏が織りなす、
京のなかでも類のないほど緑薫る美しい大路の景を辿り、
かの蛤御門の手前、別格官幣社に列せられた護王神社の北を
西に入れば、たちまち我が邸に。

平安京の鷹司小路にあたる下長者通の名は、その名の通り、
応仁乱後、天正の期に裕福な両替商が居を構えていたことが由来。
現在は、沢井醤油本店の風情ある蔵の姿が趣を与える、
閑静な住宅街として、静かに時を育んでいる。
西には国の重要文化財「京都府庁旧本館」のクラシックな建築美に
加え、「2022年度、文化庁、京都へ」。景観が改まり、
この界隈の風格と美はさらに高まる。